2021年12月

休んでいた研究室の人が復活したかと思いきや今度は別の人が来なくなった。

誰か来なくなると心配だし自分の仕事が増えるし1ヶ月も休むなんて羨ましいし、こちらも結構影響を受けてしまう。

また、自分が気分屋すぎて呆れる。この病的な気分の変動がなければ良いのにと思う。答えはメンタルタフネス、宇多田ヒカルが歌っていた。

 

働いている友達2人と遊んだ。明るい2人なのに、自分がかなり落ち込んでいるときにしか思わないようなことをぽつぽつ話していて心配になった。これまでも苦しいと思っていたが社会に出ても相変わらずこんなに苦しいとは、どうしてこんな社会なんだろうといつものように深刻に考え、研究室を1日休んだ。辛かったら辞めればいいとか言うけど、何かを捨てる選択は簡単に出来るものではないし、基本的には耐えるしかない。そういうふうに過ごしてきてそれはこれからも変わらず、みんなも言わないだけである程度はそのように暮らしているということが分かって悲しかった。

 

そういえば仙台で最も好きな書店の店主の方が本の中でインタビューに答えていて、店を出した当初は口を出されることに対してほっといてよと思っていました、というようなことはっきりと言っていて、これまで以上に好きになった。私もよく、ほっといてよと思うから。ぼーっとしていて開店時間前にガラガラっと戸を開けて入ってしまったことがあって、それでもよく行っているからか快く店の中を見せてくれて「いつでも来てください」なんて言ってもらって、あれは今年で一番嬉しかったことかもしれない。

 

美術部の先輩が冨樫義博レベルE石黒正数の外天楼を貸してくれた。どちらもとても面白かった。

 

自分は人生の全ての領域に綿密に組み込まれた競争からいい加減に降りて(降りられないけど、出来るだけ遠ざかって)これからは楽しくなくてもいいから苦しくならず生活したいと思っていて、余裕のない頭でどうすればいいのか考えたり考えなかったりしているのですが、この姿勢はあまり理解されず、就活を頑張っている人から要らないアドバイスを受け取ることが多い。こういう時にほっといてよと思う。グループディスカッションと聞いただけで具合が悪くなる人間と平気な人間がいて、後者が偉そうにしているのが就活およびその向こう側の社会であると思うと、本当に呆れる。はい 研究室と(やってもいない)就活で頭がアレになってしまう、典型的なM1の12月でした、終わり