センター試験の思い出

センター前日に学年で激励会みたいな意味ない会があって、雪道でバスが遅れその意味ない会に遅刻したのだが、担任に明日は置いてくからなと言われ、勝手にしろと思った 当時は常に喧嘩腰で生きていたため。

二次試験で国語は無かったから80分に国語の3年間が集約されると思うとそれだけが結構プレッシャーだった。

地理がめっちゃ難しくてこれは後世に語り継がれる難易度に違いないと思ってたら東進のホームページに易化って書かれていた。

受験期グレてた友達が「国語と英語の試験中眠すぎて寝ようと思って寝た」と言ってて、おかしな奴だな...と思った。

2日目の朝、登校すると校舎までの雪道を前任の校長先生が散歩してて驚いた その校長先生は良い感じの話を手短に話すから好きだった 久しぶりで嬉しくて挨拶したら、「今日は絶対難しい問題が出るからね。毎年そうだから。でも落ち着いて解けば大丈夫」と言っていて、易化しますようにと考えるばかりで難しい問題が出るなんて微塵も思っていなかったので驚いたが、頑張りますと言って教室に向かった 実際、数学が難しくて焦ったが(難しくて、というよりⅡBなんか特に人を焦らせるよう設計されている)校長先生の言葉を思い出して落ち着けたように思う これから受験するという人間に、必ず難しい問題が出るぞと宣言するのはなかなか出来る事ではない 的を得ていてすごいと後から思った 校長先生は2年くらい前に突然亡くなったが、今日がセンター2日目だったらしいので思い出した 送り出してくれた笑顔が懐かしい。

2日目、古典の先生が「もう古典勉強しなくていいな」って生徒にめっちゃ言ってて、それは結構悲しいな...と思った。終わり