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もうめちゃくちゃである。柴田聡子をよく聴いている。スピッツみたいな歌詞があると思う。スピッツの方が洗練された比喩のように感じる。それが全てではないことを彼女の歌は教えてくれた。ふとした思い付きのような言葉の羅列が、想定を大きく超えた世界の眩しさ、夢のような幸福を垣間見せてくれることがあるのだ。

本も読んでない。音楽もそれほど聴いてない。寝たり起きたり午後から大学に行ったりするその程度のことで精一杯で部屋もあんまり片付けられず、それなのにローソンの、サーモンとクリームチーズの生春巻きを買って、美味すぎると思った。

藤田湘子「20週俳句入門」を買った。開始数ページで向こう10年俳句を作り続けることを誓わされる、恐ろしい本である。面白いので読み進めたいのだが、提示される俳句を暗唱しないと先に進めないため足止めを食らう。今日こそ覚えて、次の章を読みたいと思う。